トラサポ通信Vol.52
気になるニュース
1月25日から新名神高速道路で大雪のため数日間多くの車が足止めを受けました。
報道ではトラックの姿が目立ったように感じました。
乗用車の一般人は「大雪だから行くのやめよう」と簡単にできますが、トラックでモノを運ぶ仕事はそうはいきません。
大雪になるかもしれないリスクを取りながらも多くのドライバーは万全の雪対策をして出発したのでしょう。
しかし自分が雪対策しても他の車が1台でも立ち往生したら終わりです。
自車の雪対策も当然大切ですが、異常気象が予想されるときにそもそも出発しない仕組みや荷主との関係性の構築を考える必要があるでしょう。
ドライバー教育道場
年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。
今回は交通事故にかかわる運転者の生理的および心理的要因並びにこれらへの対処方法についてです。
いくらプロドライバーとして長年運転してきたと言ってもみんな不完全な人間です。
疲労対策、運転中の心がけという、訓練で改善するところがまず大切です。
お客様に聞きました。
朝の点呼時にドライバーの様子がおかしくて聞いてみると、夫婦喧嘩をしてかなり険悪になったそうです。
そのまま出発させたら集中力が乱され、よそ見運転で沿道に乗り上げてしまいました。
幸いケガ人はいませんでしたが一歩間違えば大事故でした。代替えドライバーの準備も含めて安全のために準備しましょう。
コラム
1 月の最強寒波襲来で仙台ではドカ雪までは降りませんでしたが、降った雪が未だに残っています。
気温が上がらないので日陰の道路などでは凍結したままになっています。
日中でも乾いた道路から急に日陰に入ると凍っているので、信号やカーブの手前では早めに減速して安全転を心がけましょう!(林)