トラサポ通信Vol.58
気になるニュース
国土交通省は7月21日に162人のトラックGメンを創設しました。
トラックGメンは荷主や元請け事業者が
トラック運送事業者に不当な取引をしていないかを調べる組織です。
悪質な元請けは社名公表まで行くこともあり得ます。
2024年問題により、3割のモノが運べなくなると予想されていますが、
それはいつものように楽観的なものだと思うべきです。
結局実運送事業者にしわ寄せが来る
いつものパターンになる可能性が高いです。
労働時間減少による賃金低下で
益々ドライバー不足が加速されることが予想されます。
思考を怠けず、自社だけはこの波をしっかり乗り越えていきましょう。
ドライバー教育道場
年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。
今回は貨物の正しい積載方法についてです。
輸送中の荷崩れを防ぐためには「貨物の積み付け」「貨物の固縛」「運転方法」の3の要素をうまく組み合わせる必要があります。
ダンボールなどで隙間を埋めてキチンと積み付けます。
大きさが違うダンボールはコンパネを挟んで重量の分散をします。
大きさが同じダンボールは積み重ねる段ごとに配列のパターンを変えるなど荷崩れしにくい積み方とします。
当然ですが、軽い荷物の上に重い荷物を載せたり、小さい荷物の上に大きな荷物を載せたりしません。
また、一般道路では4時間ごと、高速道路では2時間ごとに積み付け状況を確認しましょう。
仙台登録事務所 林より
走行中のトラックの前に、急に車が割り込んできてブレーキをかけたので、ブレーキを踏んだら積荷が崩れて商品がダメになってしまったという話を聞きました。
この話を聞いてからは、トラックの前に車線変更をするときは、今まで以上に余裕をもって方向指示器をつけてから車線変更するよう心がけています!
安全運転ヨシッ!