トラサポ通信Vol.73
気になるニュース
2024年問題が始まって半年以上経ちました。
日経新聞にて上限が年960時間に制限された一方、月ごとの制限が設けられていないことから、年度前半に残業が集中し、後半は荷物を運べなくなる事態が相次ぐ恐れが指摘されている。とありました。
自社の拘束時間もそうですが、パートナー企業もその事業者ごとの期間後半に年間拘束時間の残量が厳しくなってくるかもしれません。
しっかり管理して余裕を持った運送体制を整えておかないとビッグチャンスを逃してしまうこともあります。
備えあれば憂いなし、今から拘束時間残量を確保するようにしておきましょう。
ドライバー教育道場
年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。
今回は適切な運行の経路および当該経路における道路および交通の状況についてです。
特殊車両は通行許可を受けないと道路を走れません。
特殊車両=8ナンバーの車両ではありません。
車両は原則、幅2.5m、長さ12m、高さ3.8m、総重量20t以下です。
ざっくり言うとそれらを越えるトレーラなどの巨大車両が特殊車両です。
車検証には最大積載量が書いてありますが、だからと言ってその積載で許可が出るとは限りません。
特に橋は重量制限が厳しいです。経路を指定して許可を取るので、臨時だとしてもそれ以外の経路は通れません。
計画的に許可取得をしましょう。
(出典:全ト協トラックドライバー研修テキスト)
仙台登録事務所 林より
日中は暖かくても朝晩はとても寒くなりました。
仙台でも週末は最低気温が5°Cを下回る予報が 出ています。
車両のタイヤをスタッドレスにして いる場合、日常点検で「プラットホームの露出が ないこと」の確認が必要です。
日頃使用している 日常点検表にこの項目がない場合は、手書きで もいいので項目を追加して記録しましょう!