トラサポ通信Vol.71
気になるニュース
日経新聞にて『トラック運賃、東名間8%高背景に物流2024年問題。
東京—名古屋間のチャータートラック輸送の契約運賃(10トン車)は、7月末時点で1台当たり片道7万円前後となり、6月と比べ5000円(8%)ほど上がった』というニュースがありました。
他にも運賃アップしたというニュースが増えてきました。
現場によってうまくいっているところといってないところがあると思いますが、荷主業界はこういう状況にとても敏感です。
通販での「送料無料」の文言削除運動もまだ続いていますし、政府も国を挙げて運賃アップに取り組んでいます。
この絶好の機会に貴社の適正運賃を確立しましょう。
ドライバー教育道場
年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。
今回は過積載の危険性についてです。
過積載の状態でトラックを運転した場合、定量積載の状態と比較すると、車両自体が不安定になり、事故を起こしやすい非常に危険な状態となります。
たとえば制動距離は、通常の定量積載時に比べて長くなります。
従って、過積載での走行時はブレーキが正常に効きにくい状態となりますので、追突事故を引き起こす大きな要因になるなど、きわめて危険な状態となります。
積載量によって運賃が決まる業態は特に注意が必要です。
収支を確保するためにたくさん積みたい気持ちはわかりますが、それは業界全体で単価を上げる方向に進まないといけません。
仙台登録事務所 林より
まだ厳しい暑さは続いていますが、少しずつ過ごしやすくなってきました。
次に来るのは台風の季節です。
熱帯低気圧に変わった台風10号は各地で大きな被害をもたらしました。今後も台風が発生し突風が吹くこともあります。
背の高いトラックは横転の危険性もより高くなりますのでご注意ください!