トラサポ通信Vol.54

トラサポ通信Vol.54

気になるニュース

国土交通省は5月から、乗務前の自動点呼の実現に向けた実証実験を始め、運転中のヒヤリ・ハットの回数を調べて対面点呼時との差異について検証する。

物流ニッポンより引用

今年1月から乗務後点呼が始まり、トラサポにお客様からのお問合せも出てきました。

2024年問題が来年に迫る中、確実に訪れるドライバー不足への対策も一つずつ取り組まれています。
最近は内航海運や鉄道の第二種貨物利用運送事業の依頼や問合せも増えていますが、それもやはり長距離輸送への対応でしょう。
テレビでも2024年問題を取り扱うことも増えてきました。あと1年でスタートです。

ドライバー教育道場

年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。

今回は安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法についてです。

ASVの技術が発達し、その恩恵にあずかっている人も増えていますが、特性と限界を知っておく必要があります。
ACCと言われる低速走行・車間距離制御装置によって高速道路でドライバーがなにもせずとも走っていける便利な装置もあります。
それにより長距離輸送の疲労は軽減されますが、その機能を過信して、運転席後方の荷物を取ろうと脇見運転となり、前方の渋滞に気付くのが遅れて5台を巻き込む多重事故を起し死亡者も出た事例もあります。

補助的に使うようにしましょう。

コラム

毎年のことですが、3月末の運輸支局は激混みでした。
待ち時間を少しでも減らすため、私はなるべく混みにくい時間に行くようにしています!

さて、昨年4月1日から今年3月31日までの「実績報告書」作成の時期もやってきました。
早めに情報を整理して「7月10日」の期限よりも前に余裕をもって提出すようにしましょう!(林)